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3さいから5さいむけブックリスト よんでよんで! 「読み聞かせ Q&A」

読み聞かせ Q&A

※皆さんからの質問の多かったことを幾つか紹介しました。

Q A
今まで読み聞かせをしてこなかったのですが、今からでも大丈夫ですか?
絵本を読み始めるのに、時期が遅いということはありません。何歳からでもいいので、ぜひ絵本の読み聞かせをしてあげてください。読む絵本も、最初はおうちの方が選んだものでいいでしょう。
落ち着きがなく、すぐに絵本を投げ出してしまいます。
まだまだ動いているほうが楽しくて仕方がない子は、絵本よりも遊びに夢中になることもあります。そういう時は、無理に絵本を薦めるのではなく、後日改めて読んであげてください。何度か読み聞かせをするうちに、好きな部分や気になるところが出てきて、少しずつ絵本に興味を持つようになります。
読み聞かせが苦手です。
上手く読もうとせず、丁寧にしっかりと読んであげましょう。お子さんにとって、お母さん、お父さんの声は、一番なじみのある安心できる声です。大好きなお母さん、お父さんに本を読んでもらうということ自体が、お子さんにとって愛情を感じられるすばらしい時間になることでしょう。
残酷な場面がある絵本は読んでも大丈夫でしょうか?
大丈夫です。とくに昔話などに残酷な描写が含まれていることがありますが、ほとんどがきちんと悪者が退治されるおはなしなので、最後に読み手が安心できるようになっています。「悪者はどこかへ行ってしまいました」というあいまいな終わり方では、「また来るかもしれない」という不安につながってしまいます。絵本の大切な要素の一つですので、そのまま読んでください。
理解しているか、内容について読んだあとに質問した方がいいですか?
質問は控えたほうがいいでしょう。絵本を読んでもらったあとに感想を言わなければならないと負担に感じてしまい、絵本を楽しめなくなります。
同じ絵本ばかり読みたがります。
同じ絵本を繰り返し読みたがるのは、お子さんがその絵本をとても気に入っている証拠です。そういった絵本は数多くあるわけではなく、いずれお子さんにとって宝物になります。ぜひ、繰り返し読んであげてください。
年齢よりも小さい子向けの絵本ばかり選んできます。
心配ありません。本の案内などにある年齢は、一つの目安です。子どもはそのときの自分に合った本を選んでいます。絵本に慣れてくるに従って少しずつ年齢に合った絵本や違う本にも興味を示していきます。
いい絵本、古典的な絵本には見向きもしません。
図書館や書店などで紹介しているおすすめの絵本に、お子さんが興味を示さないこともよくあります。そういう時は、好きな絵本を読んであげるのがいいでしょう。お子さんが興味を持っている絵本を入口にして本の世界が広がっていけば、それが一番です。ジャンルなど気にせずに読んであげてください。無理に読む本を押し付けると、本が嫌いになってしまうかもしれません。
読んでいる最中に子どもから問いかけがあった場合、答えてもいいですか?
大丈夫です。お話を止めて、きちんと答えてあげてください。絵本を通して親子のコミュニケーションが取れるのも、読み聞かせのいいところです。