走る
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」のように、走るように時が経つのを早く感じる時季に因んで「走る」本を集めました。
- 走る?
- 東山彰良・中田永一・柴﨑友香ほか/著
文藝春秋
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不良のクラスメイトに「パン買ってこい」と命令された僕。その日から昼休みにパンを買いに走る日々が始まったが、よりよく命令をこなそうと僕は彼をリサーチし始めた…。(「パン、買ってこい」)「走る」をテーマにしたアンソロジー。人はどんな時に走るのか、何を思って走るのかー。バラエティに富んだシチュエーションに新鮮な驚きを感じます。
- タクジョ!
- 小野寺史宜/著
実業之日本社
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主人公・高間夏子は大学を卒業後、新卒でタクシー会社にドライバーとして就職した二十三歳。乗客からナンパのように名刺を渡されたり、犯罪に遭ってしまったり、タクシードライバーならではの仕事の悩みも様々、事業所の先輩や同僚たちの境遇も様々です。そんな悲喜こもごもを味わいながらも、仕事にプライドを持って都内を走る彼女の姿はとてもさわやかです。
- 高速ジャンクション&橋梁の鑑賞法
首都高速道路株式会社 阪神高速道路株式会社ほか/監修
講談社
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日本全国に走る高速道路。その交差点・ジャンクションと河川や海上をわたる橋梁の鑑賞方法を紹介した本です。上を走っているときには気づきにくいですが、下から見上げた写真はまるで巨大な生き物のようで圧巻です。この本に紹介されている箱崎ジャンクションと江戸橋ジャンクションは、日本橋図書館から徒歩圏内の距離。この本を読んで、実際に観に行ってみてもよいかもしれません。