おすすめの本

花と木

  • 掲載日:2023年4月15日
今回は花開く春がやってきた!ということで、花や木に関する本を集めました。
らくご植物園

 
相羽秋夫/著
東方出版

 
 この本では落語に登場する植物が名前の50音順に100点も紹介され、各ページでは落語のあらすじ、植物についての解説や植物を題材とした句や短歌が載っており、最後は大喜利で締められています。
 また、目次には植物名と落語の題名が一緒に載せてあるので植物名からページをめくっても、好きな演目から選んでみても楽しい1冊です。
俳句の花図鑑

 
復本一郎/監修
成美堂出版

 
 春夏秋冬季節別に並んだ、季語として使用される460種の花々の写真が美しく、花色・花の和名・季語それぞれの索引があるので様々な調べ方ができる1冊です。
 それぞれの写真と共に花の特徴や俳句のポイント、花や木の大きさなども分かるので、俳句を嗜む方以外にもおすすめの図鑑です。
 
 
牧野富太郎-なぜ花は匂うか-
 
牧野富太郎/著
平凡社

 
 植物学者牧野富太郎さんの書かれた随筆です。それぞれ文章の終わりに何歳の時の言葉なのかが書かれており、著者のパワフルさに驚かされるとともに、
 文章の端々から植物とのふれあいに情熱を傾けていることが感じられます。また文章だけでなく細密な植物画も載っており、愛情を持って花々を見つめていることが伝わる1冊となっています。