おすすめの本

さくら

  • 掲載日:2022年4月15日
新たなスタートを切る季節、いつもそばに寄り添うように咲いている桜。今回は、桜に関する本を集めました。
春の主役桜

 

ゆのきようこ/文 早川司寿乃/絵
理論社

 
 淡い和の色彩が目を惹くこの本は、愛らしい案内人たちと一緒にさくらのことを学んでいける児童書です。
 「そういえば不思議」な疑問に1ページ1ページ気づかせてくれる、お子さまだけでなく、大人の方が読んでもほんわか楽しめる一冊です。
桜風堂ものがたり

 

村山早紀/著
PHP研究所

 
 シリーズ1作目のこの本では、登場人物各々が抱えている事情や想いが描かれ、主人公の身に起きる出来事もあって、読んでいてハラハラしたり、胸が苦しくなったりもしますが、人々の優しさに、素敵な未来を感じられるお話となっています。
 どうか桜の花が舞うように、このお話の皆に幸せが降り注ぎますようにと願ってやみません。
 
東京桜100花

 

松本路子/写真・文 大場秀章/監修
淡交社
 
 
 こちらは都内に咲く桜の花の図鑑です。写真が豊富で、本を開くだけでお花見をしている様な、ワクワクした気分になれる一冊です。載っている桜の花の種類の多さに驚き、改めて日本人の桜好きを実感します。
 皆さんはこの本に出てくる桜を何種類知っているでしょうか。いつも見ている桜が実は都内ではとっても珍しい桜だという事もあるかもしれませんね。