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キラキラBOOKランキング2015年

歌う樹の星

風野 潮/著

ポプラ社

あらすじ

樹木医(じゅもくい)の水希(みずき)は植物と話ができる少女。地球に似た星、ランタナ星Ⅲの調査隊に派遣された。この惑星は、大半に裸子植物がびっしりと生え、緑あふれる命の星のようだった。 先に赴任していた兄と保護森林区域を警備していると、シダの茂みをかき分けて、長い黒髪を振り乱して、涙を流している大きな瞳の美少女が出てきた。

ランタナ星を舞台に少年、少女、ランタナの樹々たちが織り成す宇宙ファンタジー。

コメント

◆人間と植物が話せたら素敵だね!

◆一度、読み始めると止まらない!夜更かし注意の面白さ。

◆この物語がアニメ映画になるといいなあ。

みんなの少年探偵団

万城目 学 湊 かなえ 小路 幸也 向井 湘吾 藤谷 治/著

ポプラ社

あらすじ

世紀の大怪盗・怪人二十面相。それを追う名探偵・明智小五郎や小林少年率いる少年探偵団。今を代表する作家5人が江戸川乱歩に寄せて作った5つの物語。江戸川乱歩生誕120周年記念作。

コメント

◆読みながらドキドキしちゃった!

◆色んな作家の描く少年探偵、個性が出ていておもしろい。

◆他の作家さんのストーリーも読みたい!

僕は小説が書けない

中村 航 中田 永一/著

角川書店

あらすじ

高校1年生の光太郎(こうたろう)は、ある日、学校の図書室で脚立から落ちた時に助けてくれた七瀬(ななせ)先輩に、廃部寸前の文芸部に誘われ入部する。七瀬先輩は中学2年生のときにやめていた小説を書くことを勧めてきたが、なかなか書けなくて…。

コメント

◆不器用な主人公を応援したくなっちゃう!

◆物語を作る才能は、努力でも身につけられるんだな。

◆主人公が成長していく姿に感動!

僕たちの国の自衛隊に21の質問

半田 滋/著

講談社

あらすじ

自衛隊はなぜあるのか?将来私達って自衛隊に入らないといけないの?など、21の自衛隊の質問に対して、日本国憲法や法律と照らし合わせながら考える。

コメント

◆これからを生きるみんなにぜひ知っておいてほしいことがいっぱいの1冊。

◆世間を騒がせているニュースはティーンズ世代にとって遠くで起きている出来事じゃない・・・。

空へ

いとう みく/著

小峰書店

あらすじ

いつも元気だったとうちゃんが突然死んだ。なにもできない自分が悔しくて、逃げてしまいたい・・・そんな時、「投げ出さないことだよ。苦しいときほどさ。」祭りの時に、とうちゃんが言っていたことを思いだした。

コメント

◆「前を向こう」そんな気持ちにさせてくれる、ちょっとせつなくて、人の優しさが心にしみる物語。

◆家族を守らなきゃと考える陽介(ようすけ)とは裏腹に、母親も陽菜(ひな)も前に進んでいく。 人と人との関わり合いによって、陽介はだんだん成長していく。

雲をつかむ少女

藤野 恵美/著

講談社

あらすじ

SNSの意味なんて知らなくても、使い方さえわかれば、インターネット上で誰とでもコミュニケーションをとることができる。誰かが悪口を言えば、おもしろいほど盛り上がる。でも、胸の奥がちりちりと痛くなって・・・。

コメント

◆手軽で便利だけど、SNSの使い方について考えさせられる。

◆学校社会とネット社会。人それぞれの考え方があるよね。みんなはどうかな?

風味さんじゅうまる

まはら 三桃/著

講談社

あらすじ

「一斗餡(いっとあん)」は長崎街道(シュガーロード)近くにある老舗の和菓子屋さん。ある日、スイーツのグランプリを決める大会に出場することになった一斗餡は、新作のお菓子作りを巡り、老舗の底力を見せようと奮闘する。

コメント

◆家族の愛情がつまった、あたたかい物語。

◆たくさんの思いがつまった「風味さんじゅうまる」食べてみたい!

机の上の仙人-机上庵志異(きじょうあんしい)-

佐藤 さとる/著  岡本 順/画

ゴブリン書房

あらすじ

童話作家の男が思い立って、部屋の模様替えをしたのが事のはじまりだった。突然、机の上に一軒の小さな家が現れ、『机上庵方寸(ほうすん)』と名乗る仙人が出てきた。そして机上庵先生から魔訶不思議な話を聞くことになった。

コメント

◆突然現れた小さな仙人が、不思議な話を語りだす!話にハマってしまうかも!?

◆中国の『聊斎志異(りょうさいしい)』という奇譚集(きたんしゅう)が元になった物語で、短編になっていて読みやすい!

リフカの旅

カレン・ヘス/作 伊藤 比呂美/訳 西 更/訳

理論社

あらすじ

1919年、ある少女が家族とともに戦火のウクライナを逃れてアメリカを目指した。旅の途中、様々な困難が降りかかるなか、少女はたくましく成長していく。実際の体験をもとに描かれたお話。

コメント

◆このお話は昔のお話だけど、現在も続いている移民問題について改めて考えさせられたよ。

◆戦争という過酷な運命にも希望を持って立ち向かう少女に勇気をもらった。

時速47メートルの疾走

吉野 万理子/著

講談社

あらすじ

家庭や部活、それぞれ問題を抱えた主人公たち。 放課後の校庭で始まった、ある罰ゲームをきっかけに4人のストーリーが交錯していく。罰ゲームの先にはどんなゴールが待っているのだろうか?

コメント

◆素直になれなかったり、意地を張ったり…。それでも精一杯頑張っている姿に共感。

◆4人の主人公たちそれぞれの視点で描かれる展開に、ぐいぐいひきこまれた!

片目の青

陣崎 草子/著

講談社

あらすじ

山で滑落した真矢(しんや)を助けてくれたのが野犬の「片目の青」だった。人間に媚びず、誇り高い青に惹かれていく真矢。野犬たちが保健所に捕獲されると聞き、なんとか青を守ろうとするのだけれど…。

コメント

◆本当の正義って何だろう?人間と犬の関係を改めて考えさせられた。

◆言葉はしゃべれない犬も、心は通じ合ってる!

だいじな本のみつけ方

大崎 梢/著

光文社

コメント

◆1冊の本から始まるステキなストーリー。

◆本は時に、人との出会いや新しい考えを運んできてくれるものなんだなー。

星の羅針盤-サラファーンの星-

遠藤 文子/著

東京創元社

コメント

◆聖なる石を取り戻し、再び平和を蘇らせる者は誰なのか、音楽が流れてくるように感じるファンタジー。

鳶-上空数百メートルを駆ける職人のひみつ-

多湖 弘明/著

洋泉社

コメント

◆現役の鳶(とび)職人だからこそ書ける鳶の世界は驚きの連続!

高校生のための哲学・思想入門

竹田 青嗣 西 研/編著

筑摩書房

コメント

◆生きるために必要な心のかてとしての哲学を解りやすく解説している。

世界を照らす僕たちの手作り太陽電池パネル-高校生が挑んだ国際協力の記録-

山形県立東根工業高等学校ものづくり委員会/編

国際開発ジャーナル社

コメント

◆中央区の姉妹都市、山形県東根市の高校生たちの夢を実現した行動力に拍手!