ティーンズトップページ

キラキラBOOKランキング2016年

ヒトリコ

額賀 澪/著

小学館

あらすじ

小5の秋から始まった壮絶ないじめをきっかけに、クラスで孤立してしまった日都子(ひとこ)。信じていた人たちからの誤解や裏切りに傷つき、それ以来誰にも心を開かず、自ら進んで独りぼっちの「ヒトリコ」として生きてきた。関わらなくてもいい人とは関わらない、そう決めて頑(かたく)なに孤独を貫き高校生になったヒトリコの前に、懐かしい人が現れて…。

コメント

◆心の琴線(きんせん)に触れる感動作。面白くて一気に読んだ!

◆ヒトリコは強い。心から笑える日がきてくれたらいいな。

◆周りに合わせて無理をしなくてもいいんだ。

車夫

いとう みく/著

小峰書店

あらすじ

高校を中退して、人力車のひき手(車夫)(しゃふ)となった吉瀬走(きつせそう)。浅草を舞台に、走と走の周りの人たちの視点で描かれた短編集。前の人力車を尾行してと言ったお客も…。暗い話ではなくきっと前向きになれるよ!

コメント

◆苦しい状況から、力強く前に進む少年に感動!

◆周りの人たちの優しさ、温かさにほっこり。

◆こんな人力車なら乗ってみたいな。

雨の日も神様と相撲を   【講談社タイガ刊】

城平 京/著

講談社

あらすじ

両親の影響で小さいころから相撲をやってきた逢沢文季(あいざわふみき)。両親を交通事故で亡くし、叔父の家に身を寄せることになったのだが、そこは相撲好きのカエルを神様と崇(あが)める村だった。ひょんなことから、文季はカエルの神様に相撲を教えることになって!?

コメント

◆最高に面白い青春伝奇小説!

◆推理小説としても面白かったのは嬉しい誤算。

◆カエルがとにかくかわいいし、相撲にも興味がわいた。

ふたりの文化祭

藤野 恵美/著

KADOKAWA

あらすじ

イケメンで人気者の九條潤(くじょうじゅん)と、三つ編み&メガネで地味な八王子(はちおうじ)あや。文化祭のクラス展でおばけ屋敷をやることになったけれど、ふたりの性格もクラスの歯車もかみ合わなくて…。文化祭のワクワク感が味わえる青春小説。

コメント

◆かわいい二人にキュンとしたよ!青春っていいな♪

◆二人がそれぞれの得意分野で文化祭を盛り上げていくところに引き込まれた。

渋谷ギャル店員 ひとりではじめたアフリカボランティア

栗山 さやか/著

金の星社

あらすじ

渋谷のギャル店員として働いていた著者が、親友の死をきっかけに人生について考え、旅を始めてたどりついたのはアフリカだった。過酷な状況で生きる人々に出会い、奮闘していく。

コメント

◆たった一人で外国に飛び込んでいく勇気がすごい!

◆想像もできないほど過酷なアフリカの人々の生活が語られているよ。

うたうとは小さないのちひろいあげ

村上 しいこ/著

講談社

あらすじ

高校1年生になった桃子(ももこ)は、3年間友達を作らないと決めていたが、あることをきっかけに短歌を詠む「うた部」に入部する。不登校になった親友の綾美(あやみ)には、部活のことは言えない。「うた部」を通して、桃子や綾美の心は変化し始めて…。

コメント

◆うたは歌でも短歌の「うた部」。31文字に込められた想いに、言葉の力の強さを改めて感じた。

◆短歌ってこんなに気軽に楽しんでいいんだ!

いのちのパレード

八束  澄子/著

講談社

あらすじ

中学2年の万理(まり)は親友セナの妊娠の告白にショックを受ける。セナを支えられない万理の思いは?セナはどうなるのか?一方、同級生の勇馬(ゆうま)の姉・麻子(あさこ)は忙しい仕事の中で妊娠。出産を待ち望んでいたのだが。

コメント

◆赤ちゃんの存在ってすごいなと感じた。

◆生まれ出る命の大切さを感じて涙してしまった。

ほんわかクラゲの楽しみ方 -ゆらゆら、ふわふわ。眺めて、癒される。-

平山 ヒロフミ/著  アクアパーク品川/監修

誠文堂新光社

あらすじ

いろんなクラゲを「かわいい編」、「おもしろ編」、「きもかわ編」の3つにわけて紹介。クラゲの飼育方法や会える場所、クラゲ用語など、盛り沢山の内容でクラゲの魅力がつまた1冊。

コメント

◆クラゲって家でも飼えるんだ!

◆読めば読むほど、クラゲの不思議な魅力にはまる。

チポロ

菅野 雪虫/著

講談社

あらすじ

体が小さくて狩りも下手な少年チポロ。彼が教えた呪文がきっかけで幼なじみのイレシュが魔物にさらわれることに…。チポロはイレシュを助ける旅に出る。アイヌ神話がもとになった神様と人間と魔物の物語。

コメント

◆チポロの強さと優しさに心が洗われる。

◆人も神様も魔物も、皆存在感があって魅力的。アイヌ神話をじっくり読んでみたくなった!

夏目漱石、読んじゃえば?【14歳の世渡り術】

奥泉 光/著 香日 ゆら/漫画・イラスト

河出書房新社

コメント

◆今年は夏目漱石没後100年。ちょっと難しそうな文豪の本がこんなに楽しくなっちゃうとは!

◆新しい本の読み方に目からウロコ。

メディチ家の紋章 


テリーザ・ブレスリン/著 金原 瑞人 秋川 久美子/訳

小峰書店

コメント

◆レオナルド・ダ・ヴィンチなどの実在の人物も登場して臨場感たっぷりのお話。

◆最後の最後までハラハラドキドキ。

さよなら、ママ

キャトル・ガイトナー/著 藤崎 順子/訳

早川書房

コメント

◆ママを病気で亡くした少女コリーナが、少しずつ成長していく物語。

◆コリーナのママが好きだった”日本”の描写が素敵で、日本を見る目も変わるかも。

池上彰のみんなで考えよう 18歳からの選挙1-知れば知るほど面白い選挙-


 

池上 彰/監修

文溪堂

コメント

◆選挙ってよくわからない・・・という君に!

◆投票するならちゃんと考えて参加したい、と思える本。

下読み男子と投稿女子-優しい空がみた、内気な海の話。-

野村 美月/著 えいひ/イラスト

KADOKAWA

コメント

◆小説のアドバイスを通して成長するヒロインがいい!

◆ライトノベルの楽しみ方がわかる本。