’13新刊3・4年生版No.219
更新日:2014年7月1日
なぞかけときじろう
もとした いづみ/作 国松 エリカ/絵 岩崎書店 時は江戸時代。『なぞかけときじろう』とよばれている、どんな「なぞなぞ」でもといてしまうわか者がいました。 ある日、ときじろうがなぞなぞをといていると、紙がむすばれた一本の矢が飛んできました。そこに書かれていたのは、妹がさらわれた、という意味を表す絵でした。 ときじろうは、なぞなぞをといて妹を救い出せるのでしょうか? |
宇宙犬ハッチー‐銀河から来た友だち‐
かわせ ひろし/作 杉田 比呂美/絵 岩崎書店 ある日友樹は、近所でどろまみれの子犬を見つけた。 家であらってあげようとすると、子犬はいきなりあばれだし、にげてしまった。 さがし回っても見つからずあきらめかけた時、あの子犬がいた。 なんと子犬は服を着ていて二本足で立ち、「わたしはうちゅうから、来た、い星人だ」と人間の言葉で話し始めた。 びっくりした友樹は…。 |
おいしいケーキはミステリー!?
アレグザンダー・マコール・スミス/作 木村 いこ/絵 もりうち すみこ/訳 あかね書房 アフリカのボツワナに住むプレシャスは、なぞをとくのがうまい女の子です。 ある日、学校で同じクラスの女の子が持ってきたケーキがなくなり、さらに次の日にも、男の子が持ってきたジャムパンがなくなりました。 ポローコという太めの男の子がうたがわれてしまいます。 でも、プレシャスはポローコがはんにんではないと気づきます。 |
かわいいゴキブリのおんなの子メイベルのぼうけん
ケイティ・スペック/作 大野 八生/画 おびか ゆうこ/訳 福音館書店 メイベルは、かわいいゴキブリの女の子。ピーボディさんの家のれいぞうこの下で、ひっそりとくらしています。 くいしんぼうのメイベルのゆめは、一度でいいからお皿にのったごちそうを食べること。 ある日、いいにおいにさそわれて、とうとうがまんできずに、テーブルの上に出てしまいました。 そこへ、人間たちがやってきて…。 |
図書館に児童室ができた日‐アン・キャロル・ムーアのものがたり‐
ジャン・ピンボロー/文 デビー・アトウェル/絵 張替 惠子/訳 徳間書店 昔アメリカに、物語や詩が好きなアンという女の子がいました。 しかし、そのころの子どもたちは、図書館の中に入れてもらえませんでした。 アンが大人になったころ、女の人も図書館で働くことができるようになりました。 自分の考えをしっかり持っていたアンは、図書館の勉強をし、 働きはじめます。 そして、今までにない新しいことを始めたのです。 |
やさしい大おとこ
ルイス・スロボドキン/作・絵 こみや ゆう/訳 徳間書店 山の上のおしろに、心のやさしい大おとこが一人でくらしていました。 ずっと友達がほしかったので、村へ出かけては、村人にやさしく声をかけていました。 ところが、大おとこの声が大きすぎて、村人は何を言っているのかわかりませんでした。 それを見た悪いまほう使いは、大おとこが大量の食料をほしがっているとうそをついて…。 |
わたしのひよこ
磯 みゆき/文 ささめや ゆき/絵 ポプラ社 クラスでも目立たない、気弱でおとなしいひな子。 ある日、いっしょにわすれ物をしたのをきっかけに、ひな子は人気者のナオミちゃんと仲良くなった。 目立つグループにも入れたけれど、みんなに合わせるのは何だか大変で・・・。 |
ただいま!マラング村‐タンザニアの男の子のお話‐
ハンナ・ショット/作 齋藤 木綿子/絵 佐々木 田鶴子/訳 徳間書店 父さんも母さんもいないツソとお兄ちゃんのダウディは、まずしくて子だくさんのおばさんの家でくらしています。 二人は少ししか食べ物をもらえません。 ある日、おかゆに手を出して、おばさんにたたかれたお兄ちゃんは、ツソにこの家をにげ出そうと言いました。 二人は大きな町に向かいますが、ツソはお兄ちゃんとはぐれてしまって…。 |
かあちゃん取扱説明書
いとう みく/作 佐藤 真紀子/絵 童心社 ぼくんちで一番いばっているのは、母ちゃんだ。でも「ほめられることに弱い」って、父ちゃんは言う。 試しにほめてみたら、母ちゃんはごきげんで、夜ごはんをぼくの好物のハンバーグにしてくれた。 うまくいけば、こづかいもおやつもゲームも、思い通りになるかもしれない。 ぼくは、『かあちゃん取扱説明書』を作ることにした。 |