図書館員のおすすめ
コミュニケーション
- 掲載日:2026年5月15日
意思疎通ができるということは、実は不思議にあふれています。今月は「コミュニケーション」にまつわる本を集めてみました。
- 翻訳できない世界のことば

エラ・フランシス・サンダース 著- 創元社
- 表題である「翻訳できない言葉」とは、1語で英語に言い換えることができない言葉を指します。本書にはイタリア語やタガログ語といった世界にある様々な言語が収録されており、日本語からも「木漏れ日」や「侘び寂び」などの言葉が取り上げられています。また日本語版には原語の文字表記とカタカナの読みが追加されているため、単語帳としても活用することができます。ぜひ手に取って言語の世界へ触れてみませんか?
- コーリング・ユー

- 永原皓 著
- 集英社
- この小説は、シャチと人間のコミュニケーションによって信頼を深めていくストーリーです。みなさんは、動物と会話ができたら何を話しますか。人間が理解できなくても動物には人間の言葉がわかっているかもしれません。とある映画でクジラ語を話す魚がいました。その映画のように海の中や、水槽の中では様々な魚が会話をしているのかもしれません。みなさんも、読んだ後は水族館のシャチと会話をしたくなると思います。
- 言語ゲームの練習問題

- 橋爪大三郎 著
- 講談社
- 私たちはなぜ「イヌ」と聞いて同じ“犬”を思い浮かべられるのか? 言葉に「意味」があるとはどういうことなのか? 本書は、ヴィトゲンシュタインの〈言語ゲーム〉という概念を手がかりに、言語の不思議をやさしい言葉で辿りながら、世界の成り立ちや、そこで生きる私たちの姿勢・思考のあり方を考えていきます。日々何気なく使っている言葉たちをじっと見つめてみると、日常の“あたりまえ”が揺らぎます。
