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2019年12月号 わたしのBook of the year 2019

おもてなし時空ホテル  -桜井千鶴のお客様相談ノート-

堀川アサコ/著

新潮文庫刊

 主人公のチズは、現在失業中。ある事件に巻き込まれ、友達の面接の付き添いで来たはずの「はなぞのホテル」で働くことになるが、このホテルは普通のホテルではない。

 そこは、時空を旅するお客様の泊まるホテルだった。

歴史上の人物が出てきたりと、歴史好きにはたまりません。              (M)
 

 

会計が動かす世界の歴史-なぜ「文字」より先に「簿記」が生まれたのか-

ルートポート/著

KADOKAWA

 物々交換の時代から、経済活動というのは人間が生きて行くのに必要不可欠なもの。そのため、歴史的な出来事の影にも「お金」の事情が深く絡んでいます。

 この本では、人間の経済活動が発展していく過程を追いながら、それがどのように歴史に影響したのかを紹介しています。世界史の授業で習った出来事がとてもリアルに感じられ、頭にストンと入ります。      

「お金」について知るためにも、読んで欲しい1冊です。       (T)

陽炎ノ辻  -居眠り磐音江戸双紙 1-

佐伯泰英/著

双葉社

 江戸に出府した坂崎磐音は、表向きは剣術修業と称していたが実は「藩政改革」という密命を受け、日々奔走していた。三年の江戸勤番を終え、故郷豊後関前藩に戻った日に藩の騒動に巻き込まれてしまう。 

 自ら藩を離れ、江戸深川で浪人暮らしとなった磐音に両替商の用心棒の仕事が舞い込んできて…。
 穏やかな磐音が次々と悪を退治していく、笑いあり、涙ありの時代小説。登場人物も魅力的で、今年映画化もされました。

シリーズ51巻まで出てます    (S)

白銀(しろがね)の墟(おか) 玄(くろ)の月 全4巻

小野不由美/著

新潮文庫刊

 泰王として登極した後、臣下の謀略によりわずか半年で姿を消した驍宗(ぎょうそう)泰麒(たいき)。それから6年、国を統べる王と麒麟の不在により、民は飢えと寒さに苦しんでいた。
 他国の王の助けを借り、泰麒を探し出した()(さい)将軍。どこかでまだ生きている王・驍宗を必ず探し出し、国と民を救うための過酷な旅が始まる。
 

 神仙や妖魔が存在する異世界「十二国」を舞台に繰り広げられる壮大なファンタジー。18年ぶりに刊行された、ファン待望のシリーズ最新作!
 

 今話題のこの作品、残念ながらこれだけ読んでもわかりません。刊行順に読むのもよし、長編エピソードだけ先に読むのもよし…。まだ読んでいない人がうらやましい!
今年の圧倒的NO.1です。

お帰りをお待ちしておりました!!      (R)