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キラキラBOOKランキング2019年

ひゃっか! -全国高校生花いけバトル-

今村翔吾/著

文響社

あらすじ

世の中は不公平。人気のあるものはより人気に。不人気はますます不人気になる。たった一人の華道同好会の春乃は入会勧誘を断られ続けている。せめて一人、この夏まで一緒にやってくれる人はいないかと必死だ。ある理由で花いけバトルに参加したいのだ。そんな時、華道経験のある転校生がいると教えられ、早速勧誘にむかったのだが…。

コメント

◆こんな大会があるなんてびっくり!

◆いけばなのイメージが変わった

◆花いけバトルの熱血部活動に熱くなる

◆夢中になれるってすごい

◆生の花いけバトルを見てみたい

火狩り(ひかり)の王 <一>春ノ火

日向(ひなた)理恵子/作 山田章博/絵

ほるぷ出版

あらすじ

自然の火に近づくと燃える身体になってしまった人類。扱える火は、森に棲む“炎魔(えんま)”を狩って得られる特別な火だけ。
灯子が炎魔に襲われた時、助けに入った火狩りが亡くなった。忘れ形見の犬と持ち物を家族に返すため、灯子は結界に守られた村を出て首都に向かうことになる。自然の火に近づけず、炎魔が存在するこの世界の秘密とは?(シリーズあり)

コメント

◆読み応え抜群の壮大なファンタジー!

◆次々出てくる謎にページをめくる手がとまらない

ヴンダーカンマー -ここは魅惑(みわく)の博物館-

樫崎(かしざき)茜/著

理論社

あらすじ

中学生男女5人が職場体験にやってきた先は県立自然史博物館。5人別々の部門で与えられた仕事を体験します。学校生活とは違う社会の中で友達のこと、自分のこと、そして博物館の仕事って?と思いをめぐらせます。どんな1日を過ごすことになるでしょう。

コメント

◆博物館の仕事ってこんなにいろいろあるの!?

◆知らないことにどんどん興味がわいてくる

◆こんな職場体験に行ってみたいと思いませんか?

14歳、明日の時間割

鈴木るりか/著

小学館

あらすじ

中学校を舞台にした七つの短編集。国語、家庭科、数学、道徳、昼休み、体育、放課後と時間割をテーマに、登場人物たちの日常が綴られます。
思わず笑ってしまうやりとりや、ほろっと泣けたり、悩みに共感できたり、そして最後には前向きになれる、中学生作家による青春群像劇!

コメント

◆キラキラしてて等身大の中学生ライフ

◆中学生も先生も、みんな悩んでる。きっと共感できる登場人物がいるはず!

◆いろんな子がいてとても魅力的!

 

むこう岸

安田夏菜/著

講談社

あらすじ

超名門中学を学力不足でクビになった和真は、その事実がばれないよう生活していた。しかしクラスメイトで生活保護を受けている樹希(いつき)にばれてしまい、 秘密にするかわりに樹希と同じく貧しい家で暮らすアベルという少年に勉強を教えることになってしまう。

コメント

◆知ることの力が、くっきりと見えてくる物語です

◆貧困に立ち向かう方法とは?

◆自分で選べない苦しい環境の中、たくましく前を向く姿に感動!

エヴリデイ

デイヴィッド・レヴィサン/作 三辺律子/訳

小峰書店

あらすじ

主人公のAには体がない。毎朝、違う人物の体で目を覚ますと、その人物として1日を過ごし、翌日また別の体に移っていく。共通点は、みんな 16歳ということだけ。宿主の人生を変えないように努めていたAだが、ある日リアノンという女の子に恋をしてしまい…。

コメント

◆明日は誰になるんだろう?ドキドキと切なさの連続です

◆SFならではの世界観。「自分とはなにか」を考えさせられる物語です

秘密をもてないわたし

ペニー・ジョエルソン/著 河井直子/訳 

KADOKAWA

あらすじ

障害があって動けないジェマ。彼女の介護ヘルパーのサラ。そしてサラの恋人のダン。ダンはサラに優しく、周りのみんなにも評判がいい。しかし、ダンは話すことも出来ないジェマと二人きりになると、恐ろしいことをささやく。何とかしてダンの秘密をみんなに知らせなければ。でもどうしたら?

コメント

◆意思表示のできないもどかしさ

◆身体は動かなくても見、聞き、考えてる

◆自分の言いたいことを伝えられるのか…サスペンス!

ことばハンター -国語辞典はこうつくる-

飯間浩明/著

ポプラ社

あらすじ

誰もが一度はお世話になったことがある国語辞典。使い方は知っているけれど、どうやって作るのか知っていますか?その影には、辞典に載せる言葉を日夜集め続ける人たちの、並々ならぬ努力があるのです。辞典作りの裏側をのぞいてみよう!

コメント

◆言葉の世界の奥深さを感じた!

◆辞典をひくのが楽しくなりそう

君だけのシネマ

高田由紀子/作 pon‐marsh/絵

PHP研究所

あらすじ

過干渉な母親に全てをしばられてきた史織は、中学受験の失敗をきっかけに不登校になってしまう。母親から離れるため、父親の転勤について祖母の住む佐渡島へ渡った史織。自宅を改装して、島唯一となる映画館を開こうとしている祖母を、史織は手伝うことにして…。

コメント

◆胸に残る物語。成長していく史織がほほえましい

◆大切な場所があると、迷ってもまた前を向ける

リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

こまつあやこ/著

講談社

コメント

◆リマ・トゥジュってなに?その意味は?

◆気持ちを歌にするのってステキ!

そば打ち甲子園!


 

そば打ち研究部/著

学研プラス

コメント

◆おそばが無性に食べたくなったよ

◆笑いあり、涙ありの物語

わたしが少女型ロボットだったころ

石川宏千花/著

偕成社

コメント

◆家族や友達の理解で乗り越えられることもたくさんある

◆辛い時にも寄り添ってくれる人は必ずいるという希望が持てる

探偵は教室にいない

川澄浩平/著

東京創元社

コメント

◆作中に流れる空気感が素敵な日常ミステリー

◆中2探偵の名推理!