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キラキラBOOKランキング2017年

僕は上手にしゃべれない

椎野直弥/著

ポプラ社

あらすじ

幼い頃から抱える「吃音(きつおん)」のせいで、人前で上手くしゃべれなくて、笑われたりからかわれたり、悔しい思いをしてきた悠太(ゆうた)。中学生活初日の自己紹介でも失敗を恐れ逃げ出してしまう。そんな落ちこむ悠太の前に差し出された部員募集のチラシ。ここに入部しよう…勇気を振り絞って踏み出した一歩が悠太を変えていく。

コメント

◆涙が止まらない。読後はやさしい気持ちになれるよ。

◆主人公の勇気に拍手を送りたい!

◆自分の気持ち一つで道はひらける!

小やぎのかんむり

市川朔久子/著

講談社

あらすじ

親に対するわだかまりから逃れるため、山寺でのサマーステイに参加した中3の夏芽(なつめ)。特別なプログラムがない上に、参加者は夏芽一人だけというので何だか不安…。さらに「しばらくのあいだお願いします。」という母親からの手紙を持たされた5歳の雷太(らいた)が寺に現れ、一緒に過ごすことになって!?

コメント

◆子どもは親を選べないことがこんなに辛いことを思い知った。

◆こんな風に、何も聞かずにただ受け入れてくれる場所があったら救われるな。

◆主人公を支えてくれるキャラクターがみんなとても魅力的!

百年後、ぼくらはここにいないけど

長江優子/著

講談社

あらすじ

秋の学習会でチレキ(地理歴史部)の健吾(けんご)たちは、「百年前の渋谷」のジオラマを作ることになった。イヤイヤながら始めたジオラマ作りだったが、自分たちが住んでいる渋谷という町の過去を調べていくと、いろんな事がわかっていき…!?

コメント

◆百年前も百年後も、ぼくらはここにはいないから、今を大事にしようって思いました。

◆みんなで一つのものを作り上げるのって素敵!

◆主人公たちが作った渋谷の町を見てみたいな。

フラダン

古内一絵/著

小峰書店

あらすじ

水泳部を退部したばかりの穣(ゆたか)に舞い込んだ突然の誘い。「ねえ、フラ愛好会に入らない?」硬派(こうは)な高校生活を目指していた穣にとって、フラダンスなんて有り得ない!でも、おかしな転校生の登場で、そいつと一緒にフラダンスを踊る羽目になり…。

コメント

◆ただの部活小説じゃない、思いっきり笑えて、時に考えさせられる深い作品。

◆フラボーイもフラガールもかっこいい!がんばれ!

てんからどどん

魚住直子/著 けーしん/絵

ポプラ社

あらすじ

勉強はできるが、人付き合いが苦手な莉子(りこ)と明るく元気なかりん。ある日、2人は住んでいるマンションのエレベーターで乗り合わせてしまう。お互いになってみたいと思った瞬間、雷がなり、体が入れ替わってしまう…。

コメント

◆正反対な2人が入れ替わったことで、気づいたり、成長してるとこがいいね。

◆体は入れ替わらないけど、視点を変えて自分を見れば何かが変わるかも!

夜露姫

みなと菫/著

講談社

あらすじ

父を亡くし悲しみに暮れる姫の前に突如現れた盗賊・狭霧丸(さぎりまる)。盗賊らしくない狭霧丸との出会いが姫の心を変えていく。長かった髪をバッサリと切って、身分を隠して盗賊として生きることを心に決めた姫は、いつしか盗賊の夜露(よつゆ)姫と呼ばれるようになって…。

コメント

◆爽快感(そうかいかん)ある歴史ファンタジー小説。

◆お話にぐいぐい引き込まれました。

学校では教えてくれないゆかいな日本語 【14歳の世渡り術】

今野真二/著 丸山誠司/イラスト

河出書房新社

あらすじ

毎日使っている言葉だけど、その成り立ちまで理解していることってなかなかないのでは?読めばもっと日本語が楽しくなるし、奥が深いなぁと思える一冊です。

コメント

◆普段、なにげなく使っている言葉が、こんなにゆかい!楽しかったなんて!!

◆日本語のネイティブとして、読んでおいて損はない!

Q→A

草野たき/著

講談社

あらすじ

好きな人のこと、体型のこと、友だちのこと、勉強のこと…。中学3年生の男女5人が、色々なアンケートに答えながら、コンプレックスや悩み、不安について考えていく。そして見えてくる本当の気持ちとは?

コメント

◆悩める主人公たちに自分を重ねたよ。

◆答えを見つけた先には、ちょっと成長した自分がいる!

ぼくのとなりにきみ

小嶋陽太郎/著

ポプラ社

あらすじ

大人しいサク、元気なハセ、ちょっとフシギなチカ。中学1年生の3人組が、古墳で見つけた暗号の調査に乗り出した!行動を共にするうちに、サクはチカのことが気になっていき…。 恋あり、謎解きあり、涙もあり、青春が詰まった物語です。

コメント

◆素敵な3人になってよかったと思う。

◆先生のキャラがね!いいんだよね!

◆その気持ち、わかるなぁ…って何度も思わされた。

砕け散るところを見せてあげる 【新潮文庫nex刊】

竹宮ゆゆこ/著

新潮社

コメント

◆はじめっから引き込まれるすごいストーリー。溺(おぼ)れるように一気読みしてしまった!

◆こんな先輩いたら、絶対好きになる!

世界を7で数えたら

ホリー・ゴールドバーグ・スローン/著 三辺律子/訳

小学館

コメント

◆まわりと同じでなくても、自分を信じて生きると、まわりが変わってくるんだね。

◆いろんな人との関わりが、自分の世界を広げてくれる。登場人物の変化に心動かされます。

正しい目玉焼きの作り方 ‐きちんとした大人になるための家庭科の教科書-
【14歳の世渡り術】

森下えみこ/イラスト

河出書房新社

コメント

◆目からウロコの家事のコツ、やってみたくなったよ。

◆これだけできれば、一人暮らしも楽勝!

ミライの授業

 

瀧本哲史/著

講談社

コメント

◆あのころ、もっと勉強しておけば良かったと後悔する前に、ぜひ読んでおきたい!

◆ちょっとした勇気や気づきで世界は大きく変わる。好奇心って大事だなって思いました。

紫式部の娘。賢子がまいる!

篠綾子/著 小倉マユコ/絵

静山社

コメント

◆宮廷の世界に飛び込んだ14歳の賢子(かたこ)。千年前に生きた彼女らも今と同じなんだね…平安貴族の世界にタイムトリップしたみたい。

◆自分の道は、自分で切り開くって感じでかっこいい!